
アロマ名 |
サンダルウッド |
原産国 |
インド |
学名 |
antalum album |
抽出部位 |
水蒸気蒸留 |
抽出法 |
樹木 |
香調 |
ウッディー、オリエンタル |
ノート |
ラストノート |
香りの強さ |
中 |
希釈率 |
10% |
サンダルウッドは日本では白檀とも呼ばれ、寺院やお線香の香りといえばピンとくる方も多いかもしれませんね。 サンダルウッドは香水にも良く使用されており、海外でも日本でも無くてはならない精油です。 寝かせると、質も香りも熟成度を増すといった性質を持っています。 ・日本ではかかすことのできない香り サンダルウッドは甘めでスパイシーであり、まったりとした深みのある香りが特徴です。 粘性が高く定着性がかなり高いため、前日に使った場合香りが翌日まで続いているという事もあります。 心への作用は寺院でも使われるように、内観をもたらしてくれる香りです。 今の自分自身を見つめ直し、雑念をとったり興奮した心を鎮めてリラックスさせてくれる効果があります。 体に関しては抗菌、体を冷ます効果が高く感染症や泌尿器科の疾患、熱を帯びた不調に効果があります。 また、リンパの流れを正常化したり女性ホルモンに似た作用を持っているので生理不順に効き目があるとされています。 皮膚への効能は乾燥肌の保湿に優れており、水分を閉じ込めて肌を柔らかくする効果がありますのでスキンケアに向いている精油です。 殺菌作用が高いことからニキビや炎症を伴う肌荒れにも効果が期待されるので、油性肌でも使える精油です。 ・香りが強いので、ブレンドには注意 サンダルウッドはベースノートですから、香り立ちが弱いので多量使ってしまいがちですが、定着性が強いため少量を使うように心がけましょう。 オリエンタル系や樹脂系とのブレンドが合い、イランイランやフランキンセンスと合わせるとより深みのある香りを楽しめます。 また、むくみやセルライトにはゼラニウムとのブレンドがおすすめです。 サンダルウッドは抑うつ状態には使えない精油となります。 また、妊娠初期にも使用できないので注意しましょう。 サンダルウッドは粘度が非常に高いので、衣服などに着くと色が取れない場合があります。 精油のフタを開けるときにも飛び散らないよう注意しましょう。
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