
アロマ名 |
バニラ |
原産国 |
マダガスカル |
学名 |
Vanilla planifolia |
抽出部位 |
さや |
抽出法 |
溶剤抽出 |
香調 |
スイート |
ノート |
ラストノート |
香りの強さ |
中 |
希釈率 |
10% |
バニラといえば甘いお菓子やアイスなどの香り付けによく使われています。
バニラの精油はお菓子のバニラと同じく種やさやから抽出されますが、あのバニラの良い香りを引き出すには一度発酵、乾燥の手順を踏みます。
その後水蒸気もしくは溶剤抽出になりますから手間のかかる精油であり、価値も高くなってしまいます。
・特徴的な甘い香りは皆んなから愛される香り
香りは皆さんよくご存知の甘くて温かみのある香りです。
心への作用については怒りや不満、心の中のモヤモヤを消してくれて幸せな気持ちにしてくれます。
パーティや人がよく集まるリビングなどに使用すると家庭的な雰囲気が楽しめます。
バニラは体や皮膚に直接使用する精油ではありませんので、基本的に体や皮膚の効能はこれといってなく、芳香メインの精油になります。
バニラの香りは他には中々味わえない独特な香りですから、それ自体に価値があります。
しかし、不眠症で悩んでいる方や鎮痛作用、また月経を促進させてくれる作用があります。
芳香メインとはいえ穏やかな効能も持っているので使いやすい精油でもあります。
香りを楽しみながら体への効能を期待するなら芳香浴、鎮痛作用で使うならローションやクリームとしても使用する事ができます。
バニラと相性が良い精油はスパイス系や柑橘系と相性が良いでしょう。
バニラは少しの量でも、かなり自己主張の強い香りになります。
ブレンドする場合には少量をベースノートとして使う事をおすすめします。
柑橘系ではオレンジ、スパイス系は全般と合わせても問題ないでしょう。
また、香りが似ているベンゾインやフランキンセンスとのブレンドも相性が良いです。
バニラは刺激性がある精油ですので原液をそのまま皮膚に使用しません。
特に溶剤抽出ですと、溶剤自体への心配を考える方もいるでしょうからその場合は低濃度で使用しましょう。
また、妊娠中や授乳中の使用はできませんので注意が必要です。
ブレンド
オリエンタル調の香り、甘いフローラルを作りたいときにブレンドします。
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