
アロマ名 |
メリッサ |
原産国 |
フランス |
学名 |
Melissa officinalis |
抽出部位 |
全草 |
抽出法 |
水蒸気蒸留 |
香調 |
ハーバル |
ノート |
ミドルノート |
香りの強さ |
中 |
希釈率 |
10% |
レモングラスよりも透き通ったレモンの香りです。
メリッサはシソ科の花や葉からとれる精油で、非常に希少価値の高い精油になります。
植物自体は珍しくないのですが、抽出させる花や葉には水分が多量に含まれています。
その中から精油だけを抽出すると、非常に少量になってしまいます。
・万能薬の異名を持つ精油で幅広い効能を持つ
メリッサは高価な精油の一つですが、安価で売られているものはほとんどがレモングラスやシトロネラと混ぜられて売られている場合もあります。
本物を使ってみたいと思う方はこの事を覚えておきましょう。
メリッサはシトラス系のさっぱりした柑橘系の香りにフローラルの甘さを足したような香りになります。
心への作用は、憂鬱な時や将来の事が不安で中々前に進めない時に背中を押してくれる働きがあります。
就職前の学生や、再スタートを切る時に使うと良いでしょう。
身体への効能は強心作用があるため、気の滞りに効果があり、血管を広げてくれるので心臓の負担を軽くし高血圧の方におすすめです。
また、消化促進作用や鎮痛作用に優れています。
スキンケアは抗アレルギーの働きを持っているのでアトピー性皮膚炎に効果があります。
また、皮脂のバランスを整えるので油性肌やニキビ症の方頭皮のフケで悩んでいる方にも使える精油になります。
・広い効能を持つが、様々な注意点がある
メリッサと相性が良いのはメリッサの香りに含まれている柑橘系やフローラル系、ハーブ系が合います。
花の香りは好き、嫌いが分かれるのでフローラル系特有の甘さが苦手な場合はバジルやユーカリといった草原のような爽やかさと合わせると良いでしょう。
抗うつの方にはフランキンセンスとのブレンドがおすすめです。
メリッサは刺激性のある精油ですから肌へ直接つける時には1%未満に希釈して使いましょう。
安定期までの妊婦さんや授乳中、さらに小さい子供には使えない精油になります。
また、高濃度や長年にわたっての使用は控える必要があります。
前立腺肥大や緑内障の持病のある方は使う事ができませんので注意してください。
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