
アロマ名 |
ジュニパーベリー |
原産国 |
ブルガリア |
学名 |
Juniperus communis |
抽出部位 |
実 |
抽出法 |
水蒸気蒸留 |
香調 |
スパイシー |
ノート |
ミドルノート |
香りの強さ |
強 |
希釈率 |
10% |
ジュニパーベリーは、お酒のジンの香りづけにも使われているので、日本人にも馴染みのある香りでしょう。
ヒノキ科の常緑樹で、ジュニパーベリーは実から抽出させたものを使います。
・浄化作用に優れた効果を持つ精油
ジュニパーベリーは甘さと爽やかさがミックスされた中に、ヒノキの香りも合わせ持つ精油です。
気持ちの面では引っ込み思案な方、人見知りや人とのコミュニケーションに対して神経を使ってしまう方に効果的です。
また、浄化作用に優れており悪い事は水に流すという事があるように、負の気持ちを浄化してくれる働きを持っています。
体の面でも、精神と同様に浄化作用が高くデトックス効果に優れています。
また、解毒作用や利尿作用への効果も併せ持っているため余分な毒素が体の外に出る事により、だるさや冷え、むくみなどが解消されていきます。
その他にも風邪や感染症などの症状に対処できる抗炎症作用や、解熱作用にも効果が期待できます。
スキンケアに対しては、特に油性肌の方のニキビや肌荒れをケアする効果があります。
・持病のある方は注意が必要
ジュニパーベリーと相性が良いのは同じ樹木系やフローラル系、柑橘系とも合います。
セルライトや肥満により効果を高めたい場合はグレープフルーツがおすすめです。
ストレスが非常に溜まっている場合には、サイプレスとブレンドして使いましょう。
ジュニパーベリーは昔の書物や言い伝えによると、妊娠中の使用を控えるように言われてきました。
しかし、最近では妊娠中でも使える事が分かってきました。
まだまだ未知な部分もある精油と言われていますので心配な場合は、あえて使うことは控えておいても良いかもしれません。
さらに、皮膚への刺激性がある精油ですから少量や低濃度で使う事をおすすめします。
注意点としては他にも生理の重い方、また長年にわたっての使用はできません。
肝臓や腎臓に疾患のある方はジュニパーベリーは向いていないので注意が必要です。

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