
アロマ名 |
チュベローズ |
原産国 |
インド |
学名 |
Polyanthes tuberosa |
抽出部位 |
花 |
抽出法 |
溶剤抽出 |
香調 |
フローラル |
ノート |
ミドルノート |
香りの強さ |
中 |
希釈率 |
5% |
ジャスミン、イランイラン、バニラをブレンドしたような甘く妖艶で魅惑的な香りです。ボリューム、高級感をあたえたいときにブレンドします。
チュベローズはヒガンバナ科の花から抽出された精油で、催淫効果があるため別名夜の女王と呼ばれています。バリ島などではウェルカムフラワーとしてベッドにまかれていたりします。
・夜の女王と呼ばれている高級な精油
チュベローズは非常に高価な精油で、500グラムの精油を作るのに1800キロもの花が必要になるのです。
香りはフローラルの甘い香りと妖艶でオリエンタルな香りが合わさった個性的な香りがします。
非常に高価な精油なので、単体で精油として使うよりもブレンドして香水として販売されていたりします。
心への作用は非常にリラックス効果が高いのが特徴で、いつも神経を使って仕事をしている方などに向いています。
リラックス効果も高いのですが、頭の中をクリアにする効果もあるため仕事中でも使える精油になります。
体への作用としては、消化器系や血液循環を良くしてくれる効果がありますから、体を温めてくれるので冷え性の方におすすめです。
チュベローズはイランイランと同様に催淫効果があるので、女性らしさを高めてくれる作用があります。
イランイランが独特な香りで、チュベローズの方がまだ香りとしては使いやすい面もあるので、こちらを選ぶ方も多くいます。
皮膚への効果は若返り、肌荒れを防いで保湿力を高める働きを持っています。
・非常に甘い香りなので少量使いが基本
チュベローズと相性が良いのはフローラル系とオリエンタル系の香りです。
かなり甘いので、爽やかさをプラスしたいならオレンジがおすすめです。
また、ここぞというときの夜のベッドサイドにネロリやジャスミンとブレンドすると良いでしょう。
チュベローズは刺激性がある精油ですから、あまり直接肌に塗る使い方はしません。
少量でも香りが強いので、低濃度で少量ずつ使う事をおすすめします。
妊娠中や授乳期には使えませんので注意しましょう。
また、低温で固まる性質があるのであまり低温での管理はしないようにします。
チュベローズは長期間の使用もできない精油になります。
チュベーローズの香水
JO MALONE「TUBEROSE ANGELICA」

GUERLAIN「JOYEUSE TUBE?REUSE」


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