
アロマ名 |
ゼラニウム |
原産国 |
エジプト |
学名 |
Pelargonium graveolens |
抽出部位 |
花 |
抽出法 |
水蒸気蒸留 |
香調 |
フローラル |
ノート |
ミドルノート |
香りの強さ |
中 |
希釈率 |
10% |
ゼラニウム精油は気分が落ち込んだ女性や、更年期でイライラした時に効果を発揮するエッセンシャルオイルです。
ゼラニウムの効果はそんな不安定な気持ちを和らげる効果があるので、自然と心を穏やかにし明るくさせる作用があるのです。
心身のバランスを回復させてくれるゼラニウム精油についてご紹介します。
・ゼラニウム精油とは
ゼラニウム精油はローズのような香りがするので別名をローズゼラニウムとも呼ばれています。
アフリカで遥か昔から長い間生活の中でも使用されてきた精油です。
17世紀になりヨーロッパにも人気が拡大したことから香水の成分としても使われるようになったのです。
またローズの芳香剤の代用品としても使用されるなど、ゼラニウムの活躍場面が広がりをみせています。
ゼラニウムとひとくくりにしても、主産地であるレユニオン島ではゼラニウムブルボンと呼ばれ、主産地がエジプトのものをゼラニウムエジプトと呼ばれています。
特にヨーロッパではこのゼラニウムに悪霊を追い払う効力があると言われており、自宅にゼラニウムを植えている人々が多いようです。
現在でも赤いゼラニウムを窓辺に飾っているお宅があると言います。
・ゼラニウム精油の効能
ゼラニウム精油は理性や論理が感情に飲み込まれそうになった時に心を静めてくれる作用が働きます。
特に感受性を高める作用があるので、自分の感情を素直に受け入れる感情も作り出します。
またゼラニウム精油は身体の熱冷ましにもなり、気や血液の循環を良くする働きもあります。
その中でも神経系のバランスを整えたり、目の病気、関節痛、神経痛、リウマチなどにも利用されていました。
また女性特有の症状にも働きかけ、ホルモンを調整したり、生理痛、PMS、更年期障害などを和らげる効果もあります。
そして何よりゼラニウム精油は抗炎症作用が優れている精油なので、肌への活用もおすすめです。
特に保湿、ニキビ、湿疹などの皮膚の不調を改善させる作用があるのでお肌に潤いを与える効果があるのです。

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