
アロマ名 |
カモミールローマン |
原産国 |
イタリア |
学名 |
Anthemis nobilis |
抽出部位 |
花 |
抽出法 |
水蒸気蒸留 |
香調 |
ハーバル |
ノート |
トップノート |
香りの強さ |
強 |
希釈率 |
1%、10% |
カモミールローマンは、世界の広域にわたって生息しているキク科の植物で、花は真っ白で小さな可愛らしい花を咲かせます。
よく、ジャーマンカモミールとの間違う場合があるのですが、ローマンは花と葉っぱから抽出し、ジャーマンの方は花のみから採取された精油になります。
作用が穏やかなのはローマンになります。
・子供にも安心して使える精油
カモミールローマンは、青々しい草原の香りの中にフルーティーな甘さの残る香りの精油です。
よく、りんごのような香りと言われていますが、嗅ぐ人によっては個性的な香りと感じる方も多いです。
カモミールローマンは心への作用が非常に高く、パニックになった心のケアや不安感、夜中々眠れない時に力を発揮します。
夜寝れないのは大人だけでなく、寝ぐずりしてしまう子供にも効果的です。
尖った神経をリラックスさせる効果があるので、精油の中でも人気のあるタイプです。
体への効果は神経からくる痛み、頭痛や筋肉痛さらには歯痛といった体全体の痛みの緩和を得意とします。
また胃腸を整える効果もあり、通経作用があるので月経トラブルや更年期障害といったホルモンバランスの崩れを整える効果もあります。
スキンケアにも安心して使う事ができ、特に保湿作用が高く、角質ケアや乾燥肌トラブルにも役立ちます。
抗炎症作用に優れており、傷やアトピー湿疹からくる赤みなどを抑えてくれる精油になります。
・キク科アレルギーは要注意
カモミールローマンと相性の良い精油はフローラル系になります。
より精神を安らげて眠りにつきたい時には、ラベンダーやパルマローザといった高級感のある花の香りとよく合います。
カモミールローマンは、キク科の植物ですから秋の花粉症と呼ばれるブタクサにアレルギーのある方は使用できません。
また、妊娠初期は使用を控える必要があります。
精油の中でも刺激は強い方なので、低濃度での使用を守りましょう。
さらに、あまりに多く長期間使用すると中枢神経ヘアケア強く作用してしまい、頭がぼーっとしてしまったりするので気をつけなければいけません。
睡眠薬などと合わせて使う事は避けましょう。

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