
アロマ名 |
アニス |
原産国 |
イタリア |
学名 |
Illicium verum |
抽出部位 |
果実 |
抽出法 |
水蒸気蒸留 |
香調 |
スパイシー |
ノート |
ミドルノート |
香りの強さ |
中 |
希釈率 |
1% |
・昔から幅広く使われてきた必需品
アニスは古代のギリシャやエジプトでは時には薬、時には防腐剤として生活の中にかかせないものでした。今では香りを楽しむ精油をはじめ、お菓子やパンの中にも風味付けで使われており、色々な効果をもたらしてくれます。
アニスは、アニスはスッとした香りの中にも甘い甘草に似た匂いが特徴です。
フェンネルにも似た香りですが、フェンネルよりアニスは甘い香りがします。
精神への効果は、怒りを鎮めて心を落ち着かせ前向きにさせてくれる精油です。
リラックス効果も高く、元気をくれる手助けをしてくれます。
体への作用は、食べた物の消化のサポートをしてくれるので、インドでは日常的に食後に噛んだりする事もあります。
またお腹にたまるガスを体外に排出する作用や、喘息や気管支炎といった呼吸器系にも効果があり、幅広い用途で使う事のできる精油なのです。
刺激が強いので、皮膚へ直接使う事はあまりありませんが、シラミ駆除として用いられる事はあります。
今では更年期障害の方へのマッサージオイルとしても使う事があります。
・刺激が強いので、使用には注意
アニスはハーブやスパイスなどの同じ系統のアロマとの相性が良いです。
コリアンダーやクラリセージなどとのブレンドがおすすめで、樹木系とも合います。
樹木系はローズウッドが有名ですが、甘い香りと大人の重めの香りが合わさって、何とも言えないリラックス感を演出する事ができます。
使用の注意点は、炎症の皮膚には使用できない事と、妊娠中には使う事ができない精油です。
また、刺激性があるので少量で使わないとめまいを起こす可能性もあります。
さらにわずか10ミリでも飲んでしまうと重篤な症状を起こすので、小さいお子さんがいる家庭では管理はしっかりと行ってください。
皮膚にはあまり直接使わない精油ですが、芳香浴などを行う場合は敏感肌の方は注意してください。

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