
アロマ名 |
ウィンターグリーン |
原産国 |
カナダ、中国 |
学名 |
Gaultheria procumbens |
抽出部位 |
葉 |
抽出法 |
水蒸気蒸留法 |
香調 |
ミント、ハーバル |
ノート |
ミドルノート |
香りの強さ |
強 |
希釈率 |
10% |
中国原産のウィンターグリーンは刺激性があり、痙攣の抑制などに使用されてきました。
歯磨き粉やアメ、ガムなどに合成物が使用されるサリチル酸メチルを主成分とするウィンターグリーンについてチェックしてみませんか。
・ウィンターグリーンとは
ウィンターグリーンはツツジ科の植物で、中国やカナダで生産されています。
白い花に赤い実が特徴で、刺激的な香りが特徴です。
香りとしてはバーチに似ており、甘さがほのかに残る消毒液に似た香りと言えます。
そのため昔は痙攣を抑える、筋肉痛を和らげる目的で使用されてきました。
・ウィンターグリーンの効能
ウィンターグリーンの効能を精神面で見てみると、刺激的な香りからやる気の増幅効果が見込めます。
すうっとしますので、心に溜まったモヤモヤや雑念を払うことができるとも言われています。
身体面への効果としては、鎮痛、鎮痙作用が高いと言われており、昔から重宝されています。
また筋肉痛、関節痛、リウマチと言った痛みを抑えるのにもいいとされています。
うがい薬に使用することで、去痰作用と消毒作用をもたらすことも分かっています。
ただし刺激が強いため、皮膚に使用する場合は注意が必要です。
一般的に皮膚に使用するということはありませんが、湿疹やニキビ、浮腫みに効果があるとされていますので、注意を払いながら使用する方もいるようです。
ただ基本的には香りで効果を得る、という部分が強い精油になります。
・様々なハーブと合う
ウィンターグリーンは独自で使うと刺激が強いのですが、ハーブ系、フローラル系、スパイス系、オリエンタル系、樹木系、いずれとも相性がいいのが特徴です。
たとえばスペアミントやペパーミント、ローズマリーにセージと言ったハーブ系、チュベローズやラベンダーと言ったフローラル系との相性がいいと言われています。
ほかにもスパイス系ならアニスにバニラ、オリエンタル系ならイランイラン、樹木系ならジュニパーやバーチ、ファーにユーカリがいいでしょう。
鎮痛作用があり、また女性の月経を促進する作用もあると言われていますので、頭痛や月経痛、月経不順に悩む女性にお勧めです。
刺激性が高いので、仕事に集中したい方、大事な試験を控えている方など、ここ一番で頑張りたい方にもお勧めと言えるでしょう。
妊娠中の方は使用を控えた方が賢明ですが、香りで楽しむ分には多くの方が愛用できるのです。
ウィンターグリーンは刺激が強いため、体への直接使用は控えるべきという人も多いです。
しかし気分をスッキリさせてくれる作用がありますので、興味のある方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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