
アロマ名 |
ビーワックス |
原産国 |
フランス |
学名 |
Cera alba |
抽出部位 |
蜂の巣 |
抽出法 |
溶剤抽出 |
香調 |
スイート |
ノート |
ラストノート |
香りの強さ |
中 |
希釈率 |
5% |
蜜蝋をビーワックスと呼びますが、ミツバチが体から出す蝋の事で、蜂の巣を作る際の材料になっています。
ビーワックスと花粉を混合させ蜂たちは巣を作るのですが、ビーワックスは融点が高いので、あまり溶けにくい品質なことから主にリップクリームとして使われます。
手作りのリップクリームにもかかせないビーワックス精油について調べてみました。
・ビーワックス精油とは
ビーワックス精油は主に手作りハンドクリーム、リップバーム、練り香水などに使われています。
天然成分がたっぷり入ったビーワックス精油を、不純物を取り除いた後により使いやすくしたものがアロマテラピーなどで使用されます。
未精製なため自然のビーワックス精油に入っている有効成分をそのまま残してあるのです。
近年では化粧品会社がクリームなどにも使用しており、アロマテラピーの基材としても使われるようになっています。
ビーワックス精油の天然成分がそのままに残った状態なのでとても保湿や軟化作用に効果的と言われています。
ビーワックス精油は濃黄色をしており、はちみつに似ている甘い香りが特徴です。
・ビーワックス精油の使い方
ビーワックス精油はハンドクリームやリップバーム、虫除けクリーム、香水などに使用されます。
またスキンケア用のクリームの中には天然成分が残っているビーワックス精油を使っているものもあります。
自分で作る際は、ビーワックス精油にホホバ油やヒマワリ油を入れることで、体温で溶けやすくなり肌馴染みが良くなると言われています。
また、とても良い香りがするので万人受けが良い精油でもあります。
ビーワックス精油を使って手作りをする際にキャンドルや手作りリップクリームが多いのですが昔から薬としても使われており、軟膏剤としても親しまれていました。
日本や中国を中心にビーワックス精油を傷に塗る民間療法などの歴史もあります。
そして保湿性にも有効的なので万能クリームとしても人気が高く、例えば赤ちゃんのオムツかぶれなどにもよく効きます。
またレスキュー軟膏や、フェイスクリーム、手荒れ予防、シェービング、保湿クリームなどにも最適です。
花の甘い香りを強くしたいときにブレンドします。

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